医院案内

当院では、通院が困難な方々のために、ご自宅や介護施設などのご希望の場所へスタッフが直接伺い、歯科治療を行っております。高齢の方や体調の優れない方など、さまざまな理由で歯科医院へのご来院が難しい方にも安心して治療を受けていただけるよう、充実した訪問診療サービスを提供しています。

Greeting

ごあいさつ

はじめまして。

みかげ訪問歯科　院長の寺田みかげです。

『いつでも、いつまでも、食べる喜びを』

当院は、患者様の日々の食事が、より美味しくより楽しくなるようサポートしたいという思いで、ここ八街に開院いたしました。

人の身体の状態は十人十色ですので、入れ歯も、その人に合った作り方が必要です。口の周りの筋肉の強さ、顎の動き方、何を食べたいのかなどによって必要な大きさや歯並びの位置が変わります。

お口と周囲の組織に調和した、より食べやすい入れ歯を多くの方に届けたいと思っています。

食事の食べ辛さや飲み込み辛さの原因はいろいろ考えられます。認知機能・口腔組織・嚥下機能と様々な事が考えられるので、丁寧に原因を探り、改善方法を一緒に探していければと思っています。

通院できない事で適切な治療が受けらずに、食事に不自由さを感じている方がいらっしゃったら、少しでもお手伝いが出来たらうれしいです。

経歴

群馬県前橋生まれ

日本大学歯学部卒業

平成19年　日本大学大学院歯学研究科入学歯学専攻

平成23年　日本大学大学院歯学研究科歯学専攻修了

平成23年　日本大学歯学部補綴Ⅱ講座勤務

平成27年　きみ歯科クリニック勤務
令和5年　宮田歯科医院勤務

令和 6年　みかげ訪問歯科　開業

Denture and Me

入れ歯と私

私が入れ歯に興味を持ったのは、小学校低学年の頃で、「入れ歯ってすごいな！」と感動したのがきっかけです。おばあちゃん子だった私は、祖母に連れられてよく食事にいきました。

何でもよく食べる祖母でしたが、入れ歯の調子が悪い時は、大好きなお肉を避ける事になりました。食べる事が大好きな祖母にとって入れ歯は大切な道具であると、小さな自分にもよく伝わってきました。

大学入試の面接では、「祖母の入れ歯を作りたいです」と答え、卒業後に入れ歯の研究室(補綴科)の大学院で勉強を重ねました。その頃には、ほぼ総入れ歯になっていた祖母の口の中は、難しい症例になっていいましたが、全ての知識を詰め込んで祖母の入れ歯をつくりました。その後10年間以上の間、美味しそうに食事をする祖母と時間を共にする事ができました。

入退院を繰り返しましたが、亡くなる２か月前の祖母の最後の食事になったのは、大好きなステーキでした。祖母の入れ歯は最後の最後まで、立派にサポートしてくれました。

祖母と一緒に学んだたくさんの事を、少しでも多くの方にお伝えできたら嬉しいです。